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この記事の目次
しょっちゅう経営者が変わる店
時々私が通る交差点に、
そのラーメン店はある。
そのお店は、非常にしばしば
経営者が変わり続けている。
というか、
ここ10数年の間に4~5回は、
看板もお店の外見も変わっていた。
もちろん、
内装もそこそこ変わるが、
テーブルやイス、カウンター等の
基本的な造作はあまり変わらない。
窓が大きくて、外から見えるので
よく分かるのだ。
つまり、
新しい経営者は、ほとんど”居抜き”
でお店を開店しているわけだ。
以下、本文に続く
繁盛の基本-飲食店整備の原則
居抜きで開店するお店によくあること
ある日のこと、
ほとんど気まぐれだったが、
チェーン店らしき看板に変わった
ので、家内と食べに行ったのだが、
席についてすぐ、お店のテーブル
にベッタリと油がこびりついて
いるのに気付いた。
長年染みついたラーメンの背脂だ。
よほど、そのまま回れ右をして
店を出ようかと思ったくらいだ。
つまり、
新しい経営者は、居抜きの利点を
活かすだけでなく、
居抜きの負の遺産まで引き継いで
いたのだ。
店長はいったい何をしているのか
と思った。
レジを担当している女性がひとり、
厨房担当者がひとり、ホール係が
ひとりで、合計3人だったが、
もしかしたら、
店長は不在だったかもしれない。
ラーメンそのものは、
まあ、並みの味だったが、
いかんせん、
テーブルの汚れが気になって、
食事を堪能するには、ほど遠い
気分だった。
あなただったら、汚れた飲食店
にいて、気持ちがいいだろうか?
美味しく食事ができるだろうか?
けして、そんなことはないと思う。
古いお店と汚いお店とは別物
あのお店の建物は、かれこれ
20年以上経過しているので、
けして新しくない。
だが、
たとえ古くても、掃除と手入れが
きちんとなされていれば、
それなりに味のあるたたずまいを
お客は感じられるはずだ。
お客が飲食店にいて、気持ちよく
なるためには、お掃除と手入れが
基本なのだ。
飲食店の床は、油や食べ物のカス
がこびりつきやすく、
それを丁寧に落とすには、
毎日それなりに努力が必要だ。
まして、
テーブルの上ならば、
床掃除のレベルとはわけが違う。
また、
お客が絶対に気にするのが…、
トイレがきれいなこと
だから、
お店のホールだけでなく、
特に、トイレの掃除には
念入りに気を配りたい。
そんなメンテナンスを手抜きする
お店に未来はないだろう。
<半年後の後日談>
やっぱり、
あのラーメン店は潰れていた。
以上、
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