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売れるメニューの4条件
あなたのお店が、特別にいい立地
条件にあるとか、凄いメニューを
売っているのでなければ、
数がさばけるメニューとは、
同じお客が来店するたびに注文
する品であるはずだ。
つまり、
売れるメニューを作るには
以下の4つの条件が整わなければ
ならない。
客単価アップ-メニューの基本技
お値段とボリュームのバランス
まず第一に、毎日のように食べても
無理のないお値段であること。
特別に安くなければならないわけ
ではないが、
常連客が毎回食べるのに躊躇する
お値段では、売れ筋メニューには
育ちにくい。
これはお客のお財布事情と満足感
とのバランスになる。
だから、
安さの話だけでなく、そこそこの
ボリュームも必要になる。
日常的な食事メニューのひとつ
誰もが朝昼晩の食事として不自然
ではないメニューであること。
つまり、
日常的に食べるメニューの中に
入っていることだ。
北京ダックやフォアグラ、キャビア
などでは、毎日食べるメニューとは
言えないのだ。
例をあげるなら、
・ご飯物
・メン類
・パン類
・小麦粉、米粉の料理
などの主食系メニューが
候補になる。
クセになる味
「毎日でも食べられる」
ということは、
味の点でも飽きさせない工夫が
求められる。
つまり、
お客が毎回食べたくなるような
クセになる味作りができるか
どうかが、鍵である。
ここでひとつヒントを
差し上げたいのだが、
飽きの来ない味とは、
あれこれ味付けに加えた
いわゆる足し算の料理ではなく、
シンプルに素材を活かしつつも、
雑味を取り除いた引き算の料理
である。
十分な儲けが得られること
この条件をクリアーできないと、
販促メニューの位置づけになって
しまう。
だから、
高級素材に凝りすぎたメニューは
お呼びでない。
どこにでもある普通の素材を使い、
ほんのちょっとした一工夫で
やみつきになるメニューを
開発して欲しい。