この記事の目次
ビジネスで最大の資産とは？
あなたがビジネスを運営している
としたら、それに必要なものは
数え切れないほどあるはずだ。
しかし、
売り上げに直結する最大の資産を
ひとつだけあげるとすれば、
それ以外のモノをすべて失っても
構わないほどの資産を選ぶなら、
あなたは何を残すだろうか？
人か、モノか、お金か？
答えは、本文に続く…、
繁盛の基本－お店運営の原則
顧客リストという資産
かつて、アメリカに、
鉄鋼王と呼ばれる大富豪がいた。
アンドリュー・カーネギーである。
彼は、鉄鋼ビジネスで大成功し、
一代で富を築いた事業家である。
ある日、彼はこう言った。
私の全ての財産を
持っていっても構わない。
ただし、
顧客リストだけは
残しておいてくれ。
そうすれば、私はすぐに
今の財産を築いてみせる。
そう言ったと伝えられている。
また、江戸時代のこと、
町のほとんどが木造であったため、
とても火事が多かった。
特に、乾燥して風の強い冬は
最も要注意の季節であった。
なので、
商家は、店が火事になった際には
大福帳(顧客リスト)だけを、
持ち出して、
あるいは、井戸に放り込んで
逃げたという。
つまり、
飲食店に限らず、
売り上げに直結する最大の資産は
誰が何と言おうとも、間違いなく
顧客リストなのだ。
であれば、
顧客リストを守り育てること
これこそが、売り上げを順調に
伸ばす最大の戦略である。
そのためには、
どうすれば、
リストを守ることができるのか？
とうすれば、
育てることができるのか？
これが、課題になる。
顧客リストの中味とは？
・名前
・メールアドレス
・住所
・電話番号
・取引履歴
などなど、
簡単に言うと、顧客情報である。
そして、
これらの情報が全部揃ってないと
ぜんぜん価値がないわけではない。
その顧客にアクセスできるなら、
あるいは、
メッセージを届けられるなら、
一部だけでも十分価値がある。
つまり、
最小の情報は、顧客の名前だが、
それだけでは価値が乏しい
その顧客にメッセージを、届け
られるかどうかが、より重要だ。
その意味で、
メールアドレスやLine登録だけ
であっても、顧客リストの
端くれにはなる。
顧客リストはこう集めろ！
名刺交換
あまりやっている店はないが、
うまく交換できれば、確実に
リストが手に入る。
プレゼントの進呈を餌にする手も
ある。
この方法は、サラリーマンを
狙うべし。
ポイントカード
来店ごとや、お買い上げ金額に
応じてポイントを押し、満杯に
なったらプレゼントを進呈する。
その際、カードの裏面に名前や
住所などを記入してもらうのだ。
お客様アンケート
来店の感想や、改善意見などを
求めて、応じてくれたら小さな
プレゼントを渡すといい。
顧客名とできれば住所が欲しい。
Line登録、FaceBook登録
これは、一番簡単であるが、
登録客に宣伝情報ばかり送ると
ブロックされるので要注意だ。
以上、
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