おもてなしの第一歩
お客が入って来た瞬間から
接客はもう始まっている
そして、
どんなお客でも、美味い料理を
食べたいと思っている。
不味くても構わないというお客は
いないはずだ。
だから、
お客の期待に応える第一歩として、
店に入ってきた時から、お客の
気分を盛り上げることも、
美味い料理を提供することの一環
なのである。
その意味で、
お客が店内に入って受ける最初の
第一印象はとても大切なのだ。
以下、本文に続く
繁盛の基本－接客の基本技
「いらっしゃいませ」の達人技
お店にお客が入って来たら、
あなたのお店では何をさておき、
「いらっしゃいませ」
と声をかけているだろうか？
ほとんどのお店では、
お客の来店時には、ちゃんと
声をかけているはずだ。
だが、
声が小さくて活気がなかったり
逆に、
元気が良すぎて、
怒鳴っているように聞こえ、
かえって、お客がビックリする
こともある。
そんな時、
来店したお客を暖かく迎えつつ、
驚かせることなく、お店の活気を
伝えられるとしたら
その方法をあなたは知りたくない
だろうか？
一番最初のタイミング
入口の扉が開いて、
お客が店に入ったその瞬間を
見逃してはいけない。
カウベルをドアに付けているなら
それが鳴ったタイミングで、
まず、お客に顔を向ける。
そのうえで、
「いらっしゃいませ」である。
お客に顔を向けずに、
「いらっしゃいませ」
とやる店があるが、
それでは機械的な接客であり、
ただの自動音声と同じだ。
お客はそれを微妙に感じるものだ。
だから、
来店時には、きちんとお客に顔を
向けて、挨拶をしたい。
「いらっしゃいませ」のイントネーション
最初の“い”は、あまり大きく
発声する必要はない。
そして、
最後の“せ”を少し伸ばしながら
尻上がりに声を大きくする。
すると、
お客をビックリさせることなく、
徐々に歓迎の意を伝えることが
できる。
もちろん、
このやり方が、すべてに通用する
わけではないが、
よほどの高級店でもなければ、
大丈夫だ。
以上、
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