初めのオーダーが満足の鍵を握る
あなたは、最初に注文した料理や
飲み物が来るのが遅くてイライラ
したことがないだろうか?
そして、さらに、
イライラした気持のまま食べても
あまり美味く感じなかったはずだ。
つまり、
最初の注文をうまくさばかないと
お客をイラつかせるだけでなく、
たとえ、
料理そのものの味が良くても、
お客は満足を覚えなくなるのだ。
以下、本文に続く
繁盛の基本-接客の小技
最初の注文を早く出す効果は…
まず、客をイライラさせることが
なくなる。
素早く出すと、「おっ、早いね」
と喜んでくれるはずだ。
初めに喜ばすと、気分が良くなり、
料理も美味く感じやすい。
さらに、
注文数の増える傾向があるので、
客単価の向上にも貢献する。
だから、
料理を提供するスピードは、
お客とお店の両方が、win-winの
関係になる重大な要素である。
最初のオーダーを早くする工夫
特に、混雑時に有効なのだが、
素早く提供できるメニューを準備
しておき、お客に勧めるのだ。
「○○が本日のお勧めですが…」
という具合に。
もちろん、
誘いに乗らない客もいるが、
多くの客は、店のオススメを
むげには断らない。
食べてみようかな、
という気になるものである。
最初のオーダー票に速達マークをつける
“速”、”早”、”即”、”Speed”、”S”
速くすることを表すなら何でもいい。
調理スタッフにオーダーを回す時
“速達”マークをつけておくのだ。
また、ホールスタッフは、できた
速達メニューを優先的に急いで運ぶ。
ただ、これだけの工夫で、確実に
最初の注文を素早くさばくことが
できる。