お客がイライラしたら…
あなたがレストランへ行って、
料理を注文したとします。
ところが、
待てど暮らせど料理が来ないと、
イライラしてきますよね。
で、お客にイライラさせたら、
そのお店の配膳時間は失格です。
なので、
イライラ前の「そわそわ状態」に
なる時に、ちょっとした気遣いで、
お客の不満を緩和できるとしたら、
あなたはそれを
知りたくないだろうか？
以下、本文に続く
繁盛の基本－飲食店接客の小技
お客は7分間しか待てない
つまり、
メニューをオーダーしてから、
提供するまでの時間が7分間くらい
に達すると、
お客は“そわそわ”してきます。
どういうことかと言うと、
厨房の方へ目を向けたり、
スタッフが配膳する動きを
しきりに追ったり、
キョロキョロしだすんですね。
その時間が、約7分間なのです。
そこで、
オーダー後の7分間を目安に、
お客に声をかけます。
「お客様、申し訳ございません。
大変お待たせしておりますが、
今しばらくお待ち下さいませ。」
ただこれだけのことで、
お客は、さらに7分間待つことが
できるのだ。
さらに、その時、
お客のオーダーに関連する接客サービスをしておくと…
まるっきり、ほったらかしに
されているのではなく、
オーダーの一環として接客されて
いるという意識が働くので、
お客の“そわそわ感”は、
ほぼ解消される。
たとえば、
フォークやナイフなどの食器を
出したり、
スープだけ先に出したりする。
実は、
この手法は病院の待合室にも
使われている。
それは、
外側の待合室と別に、診察室側の
待合席に移るよう誘導したり、
問診票で追加質問をしたり、
血圧や体温を測ることである。
以上、
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